マッドマックス怒りのデス・ロード(テレビ放映版)を観て

シャワーを浴びながらこないだのマッドマックス怒りのデス・ロードのことを考えていたらいてもたってもいられなくなったので、うまく書けるか分からないけど書きます。

 

マッドマックス怒りのデス・ロード。大好きな映画。初めてDVDで観たとき、こんなに面白い映画があるのか!と感激し。

その後映画館で特別上映したとき一人で観に行って、さらに良い!となって、アカデミー賞受賞したときも「うむ、そうだろうそうだろう」みたいになってた。(誰)

 

そんなマッドマックスが、テレビで!

ということで、予告されていたときからスケジュールに入れて楽しみにしていたのでした。

 

やっぱり良い…と思いながらも、3度目だから?感激が薄いかも…と思っていたんだけど、所々シーンのカットがあることに気づく。

冒頭、「テレビ放映用に再編したものです」という注意書きは何となく目に入っていたのだけど、そういうことか!と。

R15だったんですね、これ…

 

有名シーンが全カットというわけではないんだけど、誰かが死ぬなどのグロめ?のシーンがカットされることで、「え、今なにが起こったの?」という「?」の時間が増えて、「なんだか説明不足な映画だな」という意識が蓄積されてしまい、没頭感や納得感が薄い映画の仕上がりになってしまってたのがとっても残念。。

違うんだ、本当はもっと没入感ハンパない映画なんだ、そこがいいんだよ…!と全市に向かって叫びたい(全国とかじゃない。控えめ。全国にファンいるだろうから…)

 

たとえば、お腹の大きいスプレンディドが死んじゃうとこ。ほんとは、彼女が落ちたあとイモータン・ジョーの車に拾われて、腹の子はどうなんだ、とお腹の中を色々するシーン(血。)があったと思うんだけど、そこがカットされてました。

あのシーンで、あんなに綺麗な女性が肉塊に…というこの世界の無情さとともに、ジョーが女性をモノとして扱っていて大事なのは自分の子であり世継ぎとして期待してたお腹の子だけであることが分かりやすく表現されるのだし、それが死んでしまって、女を逃がしたフュリオサへの怒りが新たになる…というシーンでもある(と思う)。

 

あと、何気に母乳搾乳されてる女の人たちのシーンもカットされてたね…笑

車のタンクに母乳が詰まってるシーンで、突然母乳が出てきて初めて観た人まじで謎だっただろうなと。笑

 

あと最後の方でバイクの女の人が轢かれちゃうシーン…あれも、悲しいけどやっぱりあったほうが良かったなー。

 

そしてなんといっても、ジョーがフュリオサに殺されるシーンね。あれね、確かに死に方怖いとは思うのね。痛ったぁーーーーーーーーーー!!!!!!ってなるグロさというか。だからカットされちゃうの仕方ないのかもしれないのね。

ただ、一つ言えるのは、そこカットするとジョーが死んだこと全然分かんないっていう。こんなテイストの映画なのにそこ奥ゆかしくしてどーすんの?って初めて観た人は思ったと思う。

めちゃくちゃ物足りない。説明も足りない。

本当はもっと明白なんだよ〜…

 

最後に死体出てくるから分かるでしょ、という理屈かもしれないけども、やっぱりその瞬間その瞬間の理解がないと没入できないのよ…

「?」が勝っちゃう、、

 

なので、あれがみんなが褒めてるマッドマックスなのか〜、私的に大したことないな。と思っている視聴者いっぱいいると思うんだけど、まじで!まじで違うの、もっと本能が「イイ…!」ってなるいい映画なの…!気持ち悪いかもしれないけど、だって本当なんだもん…!!って、全市に叫びたい。(控えめ。)

 

無念。

 

でもやっぱり構成は好きだなぁ。

 

あの「この世界の当然のこととして説明せずに淡々とやる」感じが没入感を高める。

なんか分からんけどこの、ジョーの支配する国では、英雄たちの魂の館に導かれることが最大の名誉であり、名誉の死を果たすことが彼らの最終目標なのだな、とか

なんか分からんけど、命を賭けたそれこそ名誉の死の時には、口元に銀色のスプレーをかけるんだな、なんか鼓舞してんのかな、とか

ギターとか打楽器を積んだ大型車があって、彼らは戦闘要員ではなくて戦闘員を鼓舞するためのものなんだな、とか。

この荒廃した世界の文明として、あまりに当然のこととして淡々と描かれるので、なんというか…それがもうここはそういう世界なのだという納得感?というか、そういうのがある。

さらに、イモータン・ジョーの配下の者たちは皆ジョーを尊敬の眼差しで見ていて、「俺はあいつが気に入らない」などという輩もおらず、本当に一つの宗教として世界観として完成している。

その中で、ジョーも含めて、厳しい環境を生き抜くために、ひたむきに自分が信じるものとか欲しいもののために命を賭してる感じがいいんだよねぇ…

うーん。うまく言えない。

皆が平等に、ただその人を生きているというのかな…上から見下ろしている人が誰もいなくて、ジョーも含めてみんな真っ向勝負という感じ。

そしてそれを可能にしているのが、すべての人間に平等にのしかかる荒廃した世界ですよね。

あの環境のもとだからこそ、変な余裕がなくて良い。

 

でも、何より…

やっぱりあのギターのキャラが一番好き…笑

BGMに音が加わってかっこよくなったと思いきや、作中のキャラが鳴らしてる音!という。

ほんとあれかっこいい。好き。大好き。

 

やっぱりこの映画の良さを文章で表現するのは難しいので、もう、観ていただくしかない…

 

また映画館でやらないかなー!

粉薬を飲むときに

最近、漢方薬をずっと飲んでいるんだけど

 

正確には、

ずっと飲む想定でごっそり処方されたけど全然飲む習慣がなくてめっちゃ余ってるけど思い出したときにたまに飲んでるんだけど

 

ツイッターで、

正確にはツイッターやってないのに見まくってるツイッターまとめサイトで、

先に口の中にちょっとお水を入れておいてそこめがけて粉薬を投入すると苦味が広がらなくて飲みやすい、という投稿を見て。

いや、水ちょっと入れて口開ける時点でだばばってなるだろう、と思いつつ試しにやってみたら、

まず意外と全然こぼれないものだし、

粉薬はうまくそこに入るものだし、

そしてまじで粉薬の苦味が広がらない…!!

 

先に粉薬を飲んでた時は、水をそこに投入することで粉薬が頬の方まで広がっていってしまって、濡れた粉の質感&粉薬の苦味が口の端に広がり、THE不快感…!という感じだったのだけど、

先に口に水を含むと、どうでしょう。

水のベール、いや水のヴェールとも言える(意味同じ)膜感が粉薬を綺麗に包み込み、そのままコクンと飲める。

口の中で粉薬一切触れない感じすらする。

感動…!

 

苦くない感動よりも、もはや水のヴェールを体感できる感動。

 

いや水のヴェールってなに、って思うと思うけど、まじで水のヴェールなんだって。

水のヴェール(球体)みたいな。(乏しい語彙力)

 

とはいえ、たぶん子どもの頃はうまくできなかったんじゃないかなーとは思うわけで、

感覚で適切な量を口に含み、そこに粉薬を的確に投入する技術を知らず知らず体得しているところに自分の生物としての発達を感じますね。(たぶんみんなできる)

 

前回書いた大学生の大きい声もなんだけど、

大人になって

だんだん声量調整機能が精緻になって、

あとだいたい何分くらいかなとかいくらくらいかなとか何キロくらいかなとかの目安の付け方が正確になって、

おぉ、まだまだ機能発達してるなぁって思います。喜ばしい。

 

何歳くらいから発達より故障&退行が上回るようになるのかなぁ。やだなー…生物としての退行を体感したくない。

もう体感し始めてるけど、感じるたび動揺しています。

 

まぁそれはさておき。

やったことない方は、粉薬飲むときぜひやってみてください!

ちょっと疲れているので

ちょっと疲れているので、

道行く大学生に寛容になれない。笑

 

早く帰ろと思いつつ、グズグズしていたら22時前になってしまった今日。歩いて帰り途中にコンビニ寄って出たら、ちょうど、歩いてきた大学生グループ(男2女2)に合流した感じになってしまった。

んでそのまま一緒に歩く感じに。

だんだんペースずれて離れていくだろうと思ってそのまま歩いていたんだけど、何故か息ぴったりで、側から見たら同じグループ?ってくらいの距離感。私が先頭を歩いて後ろに4人がわちゃわちゃしてる、という隊形で歩いていました。

にぎやか&わちゃわちゃ。

若者特有のわちゃわちゃ感、あれはもう二度と私が体現することがないだろうけれども、なんとも言えないわちゃわちゃ感。夜なのでそこそこうるさい。離れたい。しかし、自分のペースは変えたくない。

そんな私の耳に、若者たちの会話が飛び込んでくる。

女1「それな〜?」

若者って、ほんとにそれなって言うんだ…。今も使っていいんだ…。「それな。」じゃなくて「それな〜?」って高めに上げるんだ…

などと、若者言葉を学ぶ私。ちょっと聞いてみる。

男1「てかあれは〇〇っしょ!?」

「でしょ?」じゃなくて「っしょ?」、若い。いつから人は「っしょ」を使わなくなるのか。

女2「いや〇〇は〜〜だから!!」

男2「あれむちゃくちゃ△△だったわ〜!」

めちゃくちゃじゃなくてむちゃくちゃ。若いからなのか分からないけど、なんか若い気がする。

そして皆、等しくうるさい。

そう、若者は元気なのでうるさい。声のツマミが壊れてる感じある。ちびっこ→小学生→中学生→高校生→大学生→社会人、とだんだん声のボリュームのつまみは精緻になり、適切に調整できるようになる、と私は思っているんだけど、お酒が入ると社会人もつまみが壊れるし、とりあえず大学生グループは、壊れてる。

 

女2「あとどんくらーい?」

女1「あとねー5分の3!!笑」

男1「5分の2だろ!笑」

男2「2分の1っしょ2分の1!!笑」

 

とにかく楽しそうダネ…

 

そんな感じで歩いてたら、ついに横並びになった。このまま抜かされるんだな、抜かしてくれ、と思ったら、なぜか女1が一人私の前に出てきたきり、他の人はそれより前に出ず、端的に言うと完全に囲まれた。

↓位置関係

女1男1

私 女2

 男2

おかしくない?笑

抜かして!一思いに抜かして!!

 

そしたら、男1が女1を「ちょちょちょ邪魔なってる」と呼び寄せる。でかした男1。

男1「間違っちゃだめだよ」

え、私、座敷わらし的な?友だちだと思ったら知らない子だった…人数増えてる…みたいな?

余計な一言。。わちゃわちゃいちゃいちゃにこっちを巻き込まないで。。ほっといて。。

女は急いで避けて、男1の隣に行ってくれたが、あら不思議、以前として同じペースで歩く彼ら。彼らは彼らで、1人のためにペースを変える必要がないのだろう。。なんて日だ。

 

そんなこんなで盛り上がる彼ら。

女「てかあれ超楽しかったー!楽しかったなぁ!」

劇団かなんかなの?芝居なの?人生の喜びを寝静まった世の皆に伝えたいの?

男「お前うるせーって。声でけーよ」

もっと言ってやれ。

 

女「だって楽しかったんだもん」

分かった分かった

 

男1「この先右行く?左行く?」

男2「右行って北仙台?でもさー右行くと道狭いんだよね」

女1「狭いよねー!狭い!」

男2「1人ならいいけどさ、大勢いるからさ」

そうだね、夜だし民家から遠い道を選びなよ、と心の中で呟く。

 

昼間の大学生グループは気にならないけど、夜の静かな道をわちゃわちゃしてる大学生グループにはまだまだ寛容になれない。。疲れてると特に…!「きっと私もこの年齢はこんな感じだったのだろうな…」と、寛容にならなくてはーとは思うんだけどねー。

そのうち「若いっていいねぇ」とニコニコできるのかしら。

高校生には、最近とみに感じるのです。「若いっていいね☺️」と。キャッキャしてるのが微笑ましくて、なんてかわいいんだろうと思うようになりました。。笑

前はそんなこと思わなかったし、むしろ上記の大学生グループと同じようにうるさいなー、と思ったりしてたので、やはり歳を取って、自分より圧倒的に若い、身近でない存在になったんだろうなー。笑

てか、高校生ってキラキラしてて可愛くない…?弾けんばかりの健やかさと純粋さに溢れてる。

その点で言うと大学生は、健やかとも純粋とも感じられず、ただ「若い」(いい意味でも悪い意味でもなく)としか。愛すべき存在、て感じにはならないのよね。。

 

きっと、今の私の精神では、大学生たちは高校生ほど澄んでなくて、なのに大人というには若すぎるんだよなぁ。

(高校生を「澄んでる」とか言ってる時点で自分が危ないやつな気がしてきました)

 

 

本命の君

やっぱり本命には、敵わない。

と思うことが多々ある…

 

二番手でも、代わりになるかも、満たされるかも、てか満たされる気がする!!と思って、欲するままにむさぼるのですが、結局一番大切な部分にはぽっかり穴が空いたままのようで…

 

切ない…

 

なのに、繰り返しちゃうんだよね。

今日は満たされる気がする、と思ってしまう。

でも結局満たされないっ!

本命に勝るものはない…!しかし時すでに遅し…!!

 

という気分にね。残業中にお菓子食べまくって「こんだけ食べれば夕飯は要らないな」って状態で帰宅して、なのに「何か…主食、主食が食べたい」という状態になるたび思うよね。

 

あんなにお菓子を食べて、お腹がいっぱいではあるのだけど、お腹の真ん中にドスンと満たされるものがイマイチなく、どこか空腹感…。胸焼け感はあるのにお腹の中心部は詰まってないというか(胸焼け感ってどんだけお菓子食べてんだ)。

その点きちんとご飯を食べた時の満足感、満腹感、幸腹感たるや。

やはり私の本命は、米、お前だよ…

 

とはいえ、じゃあ23時に米食べて100%「満足♡」となるかといえばそれもちょっと違って、翌日は間違いなく胃が痛いし、かつ自責の念もすごい。

 

お腹の幸福を満たすのってなかなか難しいのです…過ぎたるは及ばざるが如し。(←ちょっと違う)

いや夕飯を食べるべき時間に夕飯食べればいいだけなんだけどね…なかなかそれができないんですよね。

 

ちなみに、夜遅くに「なんか無性にお腹空いた!!カップラーメン食べたい!!ウワーッ!!」って気分になって、飢餓状態で寝れなくなるも(ほぼ野生)、少し残った人間としての理性が(こんな時間だよ…カップラーメンはさすがにダメだよ…!!)とささやいてきて、「ハッそうだ!この時間のカップラーメンは、間違いなく死…!」と思ってホットミルクを飲んでみて、それでもダメで納豆食べて、それでもダメでさけるチーズ食べて、最終的に無表情でカップラーメン食べてることもしばしばあります。

え…だったら初めからカップラーメン食べてた方がまだマシだったんじゃ…

っていうね、誰もが気付く論点に「だよね!」ってウインクして寝ます。

翌日は間違いなく胃痛とともに目覚めます。

でもやっちゃう不思議…野生の神秘…

 

 

皆さんお気づきのとおり、私はものをたとえて言うのが好きなんだけど、職場でもそんな感じで。

そしたら、新人さんへの指導の仕方みたいな研修の資料に「相手がイメージしやすい例えで伝える」というポイントが書いてあったらしく、受講した同僚の子が「これ読んで〇〇(私)ちゃんだと思った!」って言ってくれたんだけど、嬉しいんだけど、

私が「私が伝えてるのは業務内容じゃなくて私の心情だけだから、それとは違うと思う」って言ったら、確かにそうだなと思ったらしくて「そっか笑」って言って会話終わった。笑

生産性のないたとえ…

 

同僚(電話切って)「上手く伝えられなかった…」

私「なんかさ、△△さんとの会話っていつも『あれ、私告ってないのに、なんでいつのまにか振られてんの…!?』みたいな気分になるよね」

同僚「それー!」

 

いませんか…?そういう人。。笑

人気の皮膚科に行った話

全然行けるけど、歩いたら30分かかる、バスなら二本乗り継ぐ、そんな場所にある、口コミ評価高めの皮膚科に行きました。

 

すぐ近所にもかなり人気の皮膚科があるのですが、先生がイケイケバリバリ(死語)の若めの先生で。今回行きたい案件が、ちょーっとイケイケバリバリには相談したくないなぁ、という内容で、もっとオジサン医師はいないのか、オジサンは、と、評判の良いオジサンを求めた結果、行き着いた皮膚科でした。

 

初めて行って、、処方された薬でかなり改善したのです!が、薬使い切ってしまったのでまた処方してもらいに行ったのでした。

朝私にしては早めに起きて、予約優先の日に予約なしで、開院時間前に自転車漕いで行ったら、受付さんから呼ぶのは2時間以上後になると言われました。想像以上…

まぁでもせっかく来たしなと、受付して、一度家に帰ることに。また自転車漕いで帰る。。曇りで良かった。晴れてたら、この世の何かにキレてそうでした。

家着いて、洗濯して、ちょっとウトウトして、ピラティスに行く用意も持って、あとすごいテキトーな服とメイクで行ったので、ちゃんとした服に着替えてメイクも足して。出発〜。今度は歩いて行く。

 

戻ってきましたー、と受付に伝えるも、待合室には空いてる椅子も無いほどの混雑具合。一人お会計済んだタイミングですかさずシャッと座る。そこから待つこと、45分…

やっと呼ばれる。

 

そこには優しいオジサン先生。そうそう、こんな顔だったな〜と前回を思い出す。優しい声と、優しい顔で、「すみませんけど、ちょっと見せてください」と、部位の確認。

先生「…すごく良くなっていますね!」

写真撮るわけでもないけど、簡単なメモで覚えてるのかな。それとも記憶なのだろうか。分からんけど、事実すごく良くなった。

わたし「そうなんです、なので、また処方していただきたくて。」

先生「赤みも引いてますし、乾燥も取れてますね。お見事です!」拍手するジェスチャーしてくれる先生。私の治癒力を褒めてくれる先生。

いや、優しすぎない…?お見事なのは貴方の処方でしょうに…。

先生「効果が見られていますので、このお薬をまた処方したいと思います。どうか、続けて塗ってもらえますよう、お願いします。」

膝に手を置いて頭を私に下げる先生。

いや、腰低すぎない…?お願いしてるのこちらなんですが…!?笑

きっと、処方の的確さもさることながら、こういう優しさが人気のもとなんだろうなぁ。人柄って大事だなぁ。病院来て、ホッとしたり来て良かったーって思えたりするの、すごく大事。。

すぐ来なくて良いように、倍量で処方してもらった。ちなみに、次回予約しようとすると、一ヶ月半先まで埋まっているんだそうな…(私は予約はしなかったけど)人気なんだなぁ。。

先生が優しすぎて、好きすぎる。

徒歩5分の人気医院と、徒歩30分の人気医院だけど、私は今後も徒歩30分のオジサン人気医院に通いたい所存。

早く肌の症状も治りますように。。

ちなみに看板見たら「午後は院長が出張の予定があるため受付は終了しました」って貼ってあったんだけど、まだまだ待合室に人いたけど院長出張間に合うんか、とそれだけが心配です。

 

 

 

ところで、今日、駅前でナンパ?をされた。

「すみません、…すみません!(←自分に話しかけられてると思わず無視してた)あの、ナンパとかじゃないんですけど、見た目すごいタイプで声掛けました。でも今行かなきゃいけなくて、LINE交換してもらって後日お茶してもらえませんか?」みたいなことを言われたのですが、ナンパをほぼほぼ経験したことのない私は

(内容だけ聞くとナンパの要件なのにナンパじゃないってことは、詐欺ってこと!?)と謎なテンパり方をし、すごく冷たく対応してしまって、後々(いや、でも君のその積極性は人生において大切なものだと思うから、どうかそのままの君でいてくれ…いや、その前に、やっぱりあれは詐欺か…詐欺はダメだよ…)と、己の冷たい対応に後悔しつつ「詐欺ダメ、絶対」と念を送りました。

 

 

おわり

服を捨てたくなってスーツが目に止まった話

突然、

うわー!家に物多い!物多い!!やだー!!!

ってなるときが定期的にあって、だいたい捨てられそうなものって服しかないので、クローゼットを血に飢えた殺人鬼さながらに殺れそうな(捨てられそうな)獲物物色する時があるのですが。皆さんもありますか。ないですか。そうですか。

 

だいたいそういう時って服を買いまくってるときなんだよねー。私、自慢じゃないけど年中服買ってるんだけど、特に買いがちなタイミングがあって。ストレスとかもあるだろうけど、一つが「痩せた」ときなんだよね。

ちょっと痩せると、似合う(と自分で言うのも変だけど…)幅がグッと広がるんだよね…試着して、いいかも、と思う回数がすごく増えるんだと思う。んで買っちゃう。←愚か

本人にしか分からないレベルなんだけど、たぶんちょっと最近痩せたんですよ。健康診断で発覚したんだけど、去年と比べるとそのようで。

でも、嬉しいんだけど、10〜20%くらい、「え、私死なないよね…?」っていう不安がよぎる、それが30代で後厄を迎えるお年頃。

腹囲も減ってたんですよ。「え、死なないよね…?患ってないよね…?」自問自答。まぁでも体調不良もないし、80%以上は「うれぴー!」と思ってます。あと、何回も言うけど、他人には気付かれないレベル。もしこれを読んだ私のリアル知人の方、本人と会ったとき(嘘じゃね…?)と思っても無理はないです。嘘じゃないけど本人の素直な気持ち100%で書いてるので、他人にとっては「盛ってる」と思われても仕方がない。

 

ま、話完全にずれましたけど、服捨てたいって話ね。

でも、2ヶ月に一度くらい物色してるので、さすがにそんなに要らない服ってない。着れちゃう。

そこで、ふと今回目に止まったもの。スーツ。

あのですね、私、大卒直後は完全スーツの仕事をしていたんですね。上下セットの。なので何着か持ってたのです。

でも転職を機に、スーツはほぼほぼ着なくなって、ほとんど捨てたのです。ちゃんとした服装が求められるときも、ジャケット着てれば良いかくらいの感じ。式典ぽいときも、黒いジャケットと黒いパンツでなんとなく揃ってる風でイケる。

でも、もしかしたら。ガチスーツ(なんだその表現)が必要な日が来るかもしれない。

そう思って、当時一番気に入ってたスーツだけ取って置いてたんですね。ジャケットとボックスプリーツスカートとパンツの3点セット。紺地に紺と黒のストライプ柄で、めちゃくちゃ気に入ってて。残すならこれだ!って。

 

そんな3点セット、唯一持ってるスーツ、と言う認識だったので、これまで捨てるという発想がなかったのです。保険みたいなもので。

 

なんだけど、今日、ほんとにたまたま、目に入った。そして、考えた。「果たして、ガチスーツが求められたとき、これはそれに耐え得るスーツなのだろうか」と…。スーツってだけで安心してたけど、これ、今着たらどーなるの?って。

だって、これ買ったの、10年前ですよ…言うてもちょっと前、みたいな気持ちでいるけど、自分、大学卒業して10年経っとるよ…!?

 

ジャケットを着てみることにした。そしたら…

 

いや、丈短いな!?!?

 

当時、流行ってたんよね…ウエストくびれてショート丈っぽいジャケット。ボタン一つ。今って、わりとズドンとした大きめのジャケット流行ってるじゃないですか。もうね、ギャップやばい。

そしてパンツを履いてみる。

 

いや、これブーツカットってやつ!?!?

 

今はテーパードで九分丈がメジャーだけど、当時はフルレングスでテーパードどころか末広がり(?笑)なデザインが普通だったんね。。丈短ジャケに末広がりパンツ、やばい。笑える。

一応スカートも履いてみる。

 

いや、膝小僧出とる。

 

無理ィ…広がるスカートも、オーバーサーティーには厳しい。新卒の子が着てたらかわゆいだろうけど…

 

 

いや、3分の3、やべーな…

 

これを、今着れるか。

世間一般には、着てるおばちゃんとかいると思う。こういうシルエットの人、たまに見る。スーツって買い替えない人いくらでもいそうだし…(高いし。)

でも、今の私が職場に、いくら必要とされてても、着れるかっていったらもう絶対ムリ。恥ずかしくて仕事にならない。。

 

ということで、あんなに大好きだったスーツ、今も心の中ではまだ大好きなスーツですが、なんの躊躇いもなく捨てました。せめてもの弔いとして、ちょっとかわいいショップバッグに入れて、即ゴミ袋に投入。

 

いやー、びっくりした。シルエットに。笑

 

こうして20代の私がまた一つ消えました。

グッバイフォーエバー…。

トトロを観て

久々に観た、トトロ。

子どものときから大好きだけど、その反面観るたび「私もトトロに会いたい!なのに会えない!!うわーーー!!」ってなるのでちょっと観るの嫌だったトトロ(でも観る)。

金曜ロードショーで毎年やるのかな。やってたとしても、20代は毎週のように金曜飲んでいたのでしばらく観る機会がなかったのだな。。今や予定もなくなり、余裕で観れちゃう感慨深さ。。もうメイにもヤキモチ焼かない。ハイ、それが33歳。

 

まずね、やっぱりサツキ。いい女すぎる…第一に声がいいよねー。そして、主人公(の一人)だからか、そもそもスタイルがとてもいい。脚長い。頭蓋骨の形も良い。他の同級生たちとは月とすっぽん…生粋の田舎生まれではない都会らしさを感じさせる。お父さん教授だしね(←関係ない)。

そして、サツキ、よく走る。走る走る。それが脚の長さめちゃ際立つ。ハイ、将来有望。

そして、料理もできて気もきいてしっかり者。冒頭、カンタが真顔での「これ、母ちゃんが。持ってけって。」という片言過ぎる日本語に対し、サツキの「ん?なあに?(微笑)」ハイ、将来有望。

そのあとの、「私、男の子キライ。でも、おばあちゃんちのおはぎはとーっても好き!」ハイかわいい。ハイいい子。孫をdisったフォロー忘れない。

さらにそのあとの、雨ザーザーのとき雨宿りしてたサツキ(とメイ)に、カンタが傘を差し出すところ。

サツキは、お父さんを迎えに行くついでにカンタの家に傘を返しに行く。カンタ母出る。「これ、カンタさんが貸してくれたんです。でも、カンタさんが濡れちゃって…。メイもいたからとても助かったの。ありがとうございました」

ハイ嫁入り決定。お礼100点満点。

随所によく出来た女感…33歳の私、勝てる気しない…

小6らしい。小6らしからぬ、天性のほのかな色気みたいなものを感じることすらある。トトロも赤くなるし。トトロ、メイには赤くならないんよ。でもサツキにはなるんよ。

メイがいなくなっちゃったとき、サツキが泣いてトトロに「メイがいなくなっちゃったの!」って泣くシーン。トトロ、赤くなる。そして、張り切って自慢の愛車…というか猫バスをチャーター。

久々にトトロを観た、心が汚れた33歳の私は思った。おい、トトロただのオッサンじゃねーか、と。職場のしっかり者の女の子がふと見せた初めての弱い一面に、男を見せたがるオッサンじゃねーか、と。そして、サツキをバスに乗せて…

と思ったら、乗るのはサツキだけで、トトロは一緒に乗り込まないのか。見送るのか。トトロ、紳士だった。オッサン扱いしてごめん。

 

改めて、トトロはなんというか普通の生き物ではないのだなぁー(当然)と思ったのが、見てるとトトロは感情が喜怒哀楽のうち喜と楽しかないんだよね。飄々としてる。かわいらしさはあるけど、人間味みたいなのはない。あと、基本目の焦点合わない。(そこがかわいい)

重ねて、人間味ないのにオッサン扱いしてごめん。。笑

 

 

あと、何回か泣いてしまった。泣いたうち一回が、メイがおばあちゃんちに預けられてたんだけど、サツキに会いに学校来ちゃうとこ。

なぜか、おばあちゃんの「ずーっといい子に、してたんだよ。ねぇー」っていうとこ。

おばあちゃんって、世のおばあちゃんって、こういう言い方するよなぁー!って。すごく優しいし、メイちゃんが怒られないように、フォローしてくれてて、きっとおうちでも気にかけててくれて。でも、メイは違ったんだよね、おばあちゃんじゃなくて、サツキが良かったんだよね、っていう、誰も悪くないしみんないい人間で、でも小さい子特有の、なんていうの、やっぱり他人じゃ満たせない、お母さんとかお姉ちゃんじゃないと満たせない何か、みたいな気持ちを久々に思い出して、泣いてしまった。。

まだおばあちゃんよりメイのほうが歳近い、33歳。

でも二度とメイみたいな振る舞いは出来ないし、メイの気持ちそのものになることはない。ただ、あーそういう気持ちあったなぁ、って思い出して、なんかノスタルジー。。

 

 

サツキとメイ、今何歳なのだろう。

調べたら、設定昭和28年らしい。

今サツキが80歳くらい…?まだきっとご存命。メイが72歳くらい。

 

メイ、エンディングで赤ちゃん?というか自分よりさらにちびっこの面倒見てて、成長が窺えましたね。本編ではある意味孤独な感じもあったけど、社会性を身につけていくんだなぁ、といち視聴者は感慨深く拝見しておりました。

そんなメイももう72歳…

 

 

ちなみに、ついでに調べたらお父さん32歳だった。まじか!タツオ!!もう来年中学生になる娘いるとか、やめてくれ!!!笑