薄情なわたし
日々のふとした瞬間に、
あ、私って薄情だな…
と感じることがあります。
一人暮らしだと、日用品の減りが遅い。なぜなら自分しか使わないから。
なので、購入にあたっては、かなり慎重な選択を迫られる。しばらく付き合うことになるので。。
私の場合、洗剤とか柔軟剤とかスポンジとかはだいたい決まってるんだけど、シャンプーやボディーソープについては、自分自身に使うものなので、本当にこれがベスト!?これがベストなの!?と常に自問自答している。
特にシャンプー。もっと自分にしっくり来るものがあるのでは…と何かを追い求めている。この世に存在するのか分からぬベストオブシャンプーを。
そんなシャンプーなので、ふとしたタイミングで「あ、買っとこ」とはならない。しかも重いので、なおさらならない。
だいぶ減ってきて、いよいよ必要に迫られてきた…!というときになって、真剣に選ぶという感じになる。
とはいえ、残業後にドラッグストアに行く気にもなれず…「買いたい!」のタイミングで買えるわけではないので(真に買ってみたいシャンプーが現れるかも分からない)、だんだんシャンプーの残量と週末の駆け引きになる。
なので、
平日(今日明日買いにはいけない)には
「まだ大丈夫だよね?まだあるもんね?」
と大切にシャンプーを使うわたし。
しかし、いざ新しいシャンプーを購入すると、もうそっちを使ってみたくていてもたってもいられなくなるので、
今お風呂場で残っている、今まで大切に残りを使っていたシャンプーに対して
「もうないでしょ?もうないよね?もう終わりだよね?」
とむりむり一回ないし二回でカラにしようとするわたし。
まじ薄情な人間…と、自己嫌悪の一歩手前になります。
まるで別れたあともなんだかんだ心地良くてダラダラ元カノと連絡取ってたくせにいい感じの女の子ができた途端「俺らもう別れたよね?」と真の別れをあっさり切り出すクズ男のようだ…
※筆者の体験ではありません
いやー、うーん、クズ男を擁護するわけでは、決してないんだけどね…?ちょっと気持ち分かっちゃうっていうか…(仮想相手:シャンプー)
クズとはいえ人間として致し方ないっていうか。
よくよく考えると、新しい女の子(シャンプー)に気持ちを切り替えるのはなんら悪いことではなく、ダラダラと元カノ(旧シャンプー)と連絡とっていることがそもそも悪いのであって…
つまり…
ふとしたときに「あ、買っとこ」ってなるシャンプーを、見つけることが先決だ…っ!!(気付き)