注射が大嫌いという話
注射大嫌いです。。
普通に痛いし、針を感じるともう…針ィー!ってなります。無理。
で、健康診断で近年採られる血液の量が増えたんですよ…もう、それが苦痛で苦痛で行く前から首筋がゾクゾクするんです。まじで苦手。
採血。それは並んでいるときから始まっている戦い…(己との)
一列に並んで、何人か看護師さんがいて、終わると「次の方どうぞー」と言われて、空いたところに進む方式。必死にどの看護師さんだと痛くなさそうか考える。
が、考えたところでもう並んでしまっているのだし、自らの力で調整できるわけでもなく。。
(あの人おばちゃんだからうまそう…あと2人だから、そっち側の人はやく行ってくれないかな…そう、そうそうそういい感じ…!上手く回ってきそう!!…っと、待て、なんかあっちの看護師さん全然違う動きを始めた…!?いつ!?いつ進むの!?!?)て感じでドキドキして進行を見ている。しかし、目当ての方になったから上手いとも限らないし、最後は天に任せるしかない…
さて、そんな感じで、全然狙ってなかった方に担当されることになった。
必ず聞かれる「注射で気分悪くなったりアルコールやゴムでかぶれることありますかー」
この問いには、全てノーである。
注射がめちゃくちゃ怖いのだが、身体は至って健康であり、気分が悪くなるのとはちょっと違う。なので私は毎年、
「気分は悪くならないんですけど、とにかくめちゃくちゃ怖くて苦手です。」
と申告することにしてます…
だいたいこれを申告すると、どの看護師さんも「分かりました(^^)!」と言ってくれます。
しかしここで注意すべきなのは、「分かりました(^^)!」=痛くしないようにしてもらえる、とは限らないということです。あちらにも技術力の個人差があり、私の血管コンディションにもよるのです。とりあえず「ビビってる様子を見ても不審がらないようにしますね(^^)」程度の意味合いにとどまると思っておいたほうがよい。
そして今年…慣れてる感じの看護師さんではあったが、熟練者とまでは行かない年齢な感じ。痛い気もするし、痛くなさそうな気もする。ドキドキ。。
腕を出してゴムでギュッと縛られる時点で、恐怖で顔を背ける私。
看護師さん「身体は逃げてもらっていいので、腕は逃げないでくださいねー」
どうやら腕も逃げてたらしい。すみません。
消毒される。刺されるであろう場所を感じてさらに恐怖度が高まる。このフキフキされてるので注射終わりだったらいいのに…とか妄想する。
看護師さん「はーいじゃあ、行きますね〜」
私「……ッ」
痛い。めちゃくちゃ痛い。
痛いうえに、採血は抜かれる間しばらくジッとしてなくちゃいけないので、その時間ずっと腕に針を感じて、どんどん恐怖と不快が混ざった感情がせりあがってる。
長い…何本採ってんだ。。
なんだかいつも以上に長く感じて、恐怖でニヤニヤし始める。でも「長くないですか!?」とか会話する余裕もなくて、ずっと顔背けてガクガクしてるしかない私。
後ろで並んでる他の人たち、私を見てどう思ってるんだろうか…私、まだ見た目若手だからいいかもだけど、ババァになってもこんなんだったらダメだよね…こんなことしてるババァ見たことないもん…
それにしても長いな、と思っていると看護師さん「〇〇さん(私)、残念なお知らせです。」
ヒィっ何でしょうか…!!
看護師さん「初めはいい感じだったんですけど、途中から全然血が出てこなくなっちゃいました。」
私「え、え…血管縮こまりすぎてってことですか!?」
看護師さん「そうなんですー血管ギュッとしちゃってて。それで、ご相談なんですけど」
私「ま、まさか反対側の腕もですか…!?いや、ちょっと今から力抜くんでそれじゃダメですか…!?(頑張って深呼吸する)」
看護師さん「出てくればいいんですけど…んー、やっぱダメですね。ごめんなさい、反対側もやらせてください[死の宣告]」
なんて日だ…!
反対側の手を縛りながら看護師さん「刺す前までは血管主張してくれてるんですけどねー、さぁ刺すぞって時になるとヒュッて血管引っ込んじゃうんですよー」
いや、私の血管ダサすぎない…!?イキリかよ…!!!
「すみません内弁慶で…」(混乱で謎の謝り方をする私)
看護師さん「さっきの腕からちょびっとはもらえたので、こっちからもちょっともらえれば大丈夫です!」
あんな痛かったのに、ちょびっと…泣
看護師さん「刺しまーすってやると怖くなっちゃうので、自然に行きますね」
い、いやそんな血管に気付かれないようにみたいな配慮なんなの効果あるのそれ…
そして突如刺された
痛い…(´;ω;`)
痛いけど、痛いーって思うとまた血管縮むかもなので、深呼吸する「ふーっふーっ」って息震える私(※職場の健康診断)
看護師さん「…はいっなんとか取れました!!」
私「ありがとうございました…泣」
もうね、一生病気できない。採血怖くて。
私より遅れて来た同僚が、科目一つ遅れくらいで進んでたんだけど、「初めこっち向いてたのに気付いたら背中向けてたから、あんなに怖がって目つむってたのに両腕行ったんだって思って笑」って。見られていた。両腕に包帯巻いてる私を見て笑う同僚。
ちなみに自覚がないのですが2キロ痩せて腹囲が8センチ減ってました。なんで。。
この年齢になると、「ラッキー!」が100%ではなくなって、「え…病気…?死なないよね…?」ってなんらかの疾患を疑ってしまいますね。。お年頃です。。
病気自体も嫌だし、病気すると当然のように採血されるので…健康を死守したいと思います。