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ちょっと変なおじさんに遭遇した話

昨日。

電車で変なおじさんに遭遇した。

 

うるさいのが嫌いなので、いつもなるべく人がいない車両を選ぶんだけど、
昨日は遅い時間で、その車両は私一人でした。

ボックス席の奥に座ってました。そしたら、私の斜め向かいから声がして、

「ここ座っていいですか?話しかけていいですか?あの、ちょっとだけ話してもいいですか?いいですか?」

って。顔をあげると見た目は全然おしゃれでもなく清潔感もない私服のおじさん(キャップ着用)がそこに。

怖い。

怖い、けどボックス席の向かいにもう来ちゃってて、私は奥に座ってて、そのおじさんを越えてバッと逃げることもできない気がして、言葉で「だめです、いやです」っていうのもなんか言いづらい気がして、なんとなく話を聞く感じになってしまった。目を合わせないようにしたけど、応じるまでじりじり近づいて話しかけてくる。

そしたら、ちょっと聞き取りづらい活舌で

「私、建設関係の社長してるんですけどね、社員に相談されるもんですから、あの、失礼ですけど、失礼ですけど質問させてもらいますけど、あの、あなたは、その・・・いい人いらっしゃる??いらっしゃらなかったら、うちの社員紹介しますけど。あの、名刺渡しますけど、どうですか??」って。

要は、私に相手がいなければ自分の会社の社員を紹介したいと。

もう拒否の気持ちを前面に出すべく、

「いいです、います」

ととりあえず答えたら、

「じゃあ、友達とかでだれかいません?いませんか??」

と食い下がるおじさん。

「いません、」

といっぱいいっぱいになりながら答えると、

「そうですか、あのー、社員が心配でしてね、やっぱり、あの、かわいいもんですから、自分の社員は。」

と言って、立ち上がって隣の車両に移っていった。

いま思えば、強引に席を移動することも全然できただろうし、話しかけていいですかって言われたときに「は?無理です」とか言えば普通に引き下がったのかもしれないし、むしろ走って駅員さんのところに行く選択肢もあっただろうし、たぶん私の対応は全然防犯上いいものじゃなかったと思うんだけど

でもそのときはとにかく心臓がバクバクして声もうまくでなくて、しかも「車両=密室」という状況で妙な方向に警戒してしまい、変に強引な動きをしてなんかされたらどうしようとか、「車両=いつか行き止まりにぶつかる=追いつかれるかもしれない」という考えばっかりが浮かんでしまって、逃げるという選択肢がほとんどない気がしてしまった。
「車両と車両の間の扉を開けるのにすごい力がいるし意外と時間かかる」という経験も無駄にそのときだけ頭に浮かんできて。

あと、やっぱり自分は全面的にチキンだなと思うんだけど、本当に普通の善意にあふれたおじさんだった場合、あからさまに変質者扱いしたらすごく申し訳ないのではという考えも頭をかすめた。

なんかそのおじさんの話し方とか風貌が非常に微妙なラインだったんですよ。

いわゆる「変な人」もしくは「危ない人」かもしれないけど、日常的に職場とかにいる「あの人変だよね」「なんかずれてるよねー」レベルの変な人の可能性も大いにあった。。

そんなわけで、結果的に何もなかったんだけど、これまでそういう出遭いがなかった私にとって、心臓は家に着くまでバクバクし続けたし、電車は密室だということがよくよく身に染みた体験になったのでした。

 

遅い時間だと人少ない電車に乗るのも考え物なんだなぁ。

 

つーことで、今日は人が多い車両に乗りました!さて、これで安心して帰れる。

 

と思ったんだがしかし、だがしかしだよ。

やっぱり人いるとうるさいんだよ!!!!!

そこのお前、毎回呼吸の音が「んぷぅー」ってなんなの。気になるわ。

そして、すごい勢いで駆け込んできた中学生、落ち着け発車まであと2分ある。

あとそこのサラリーマン、靴脱いで椅子に乗せるなよ家じゃないぞ。あとビールの空き缶は持ち帰ろうね。

友達と乗ってきた女子大生は引き笑いがすごい。楽しそうだからいいけど。

もう、なんていうか、君ら個性的か!!っていう感じ。
個々人の個性を感じられる程度のすき具合なので、もういろんなものが見えちゃう聞こえちゃう。

 

昨日あんなに怖かったのに、人が多いけどうるさい車両と静かだけどもしかしたら危ない車両、早くもどっちがいいかちょっと迷った今日の夜でした。