耳の働き

本題のまえに、どうでもいいんだが、自分のブログをスマホで開くと、ブログ名と記事の間に、広告スペースがあって。そこにかなりの高確率で、「7歳年下の彼氏と結婚しました!」っていう広告が出てくるんだけど、ぱっと見ブログ記事の1つっぽくて、自分のブログなのに

「ええっそうだっけーーー!?!?私が!?7歳年下と!?!?」

ってものすごく焦る事案が、2回に1回くらい起こっています。



さて、最近、五感のなかでも耳ってけっこう生活占めてるなーと思ったりしてるんですけど。

数ヶ月前に、イヤホンを新調したんですよ。安物なんだけど、それでも前のよりも音漏れがしなくなった?というか、外の音が聞こえなくなったんですよね。聴いてる音だけが耳の中を占めているというか。

そしたらねー、見事に下界の危険を察知できなくなって、音楽聴きながら外歩くのって危ないんだなーと感じているところです。でも聴いちゃうんだけどねー。

特に私の職場周辺、ものすごく車社会なので、信号のない横断歩道は歩行者が渡りたそうにしてても、車は止まらず豪速のまま通過していいっていう暗黙のルールがあるのね。

まずそれがどうなのって感じなんですけど、一年数ヶ月通勤してて、その横断歩道の前で待ってて、車が止まったことって本気で一度もないんですよ。スピード落とすっていうのも数回程度。

みんな、「速度を維持し、歩行者の安全を顧みず走行せよ」っていうミッションが課せられてるのかなー?ってくらい、スピーディー。

ま、そういう地域なので、気を抜いたら死ぬんですよ。こっちが。


そうするとね、歩行者自らの念入りな安全確認が重要になるんですけど、あれって目視しているようで、7割くらいは耳で確認しているんだなぁと思う。目は確実だけど、射程距離が短いし範囲も狭いー。

異変や危険を感じるのは圧倒的に耳ですね。私の場合、なのか?みんなきっとそうだよね。

音楽聴きながらだと、

来てないよな…(ちらっ)

ーーーっとあぶねーーー!(車ビューーン)

みたいになることよくある。

イヤホンしてないと、車来てるのが見る前から分かってる。耳すげーって思う。


あんまり良くないと思いつつ、たまーに家でイヤホンで音楽聴きながら料理をすることがあるんですけど、火加減とかも意外と耳で判断してるとこある。

フライパン、見てる分には普通に炒められてるんだけど、イヤホン外すと

ジュワアアアアアアアアア

っつって結構な火あぶりの刑みたいになってて、ひーごめん!ってなること良くある。

料理は意外と耳も使ってる。


ということで、耳によって避けられる事故も多いという話です。

こないだね、夜遅くにカレー作ってて、どうしてもにんじん買いたくて近所のスーパーまで買い物に行ったんだけど、歩きながら音楽聴いてて、夜遅かったしマイナーな道だったのでちょっと歌ってしまったんだが、曲がり角の出会い頭でイケメンサラリーマンとばったりしてしまった。


イヤァァァアアア/(^o^)\


目も合ったー完全に聞かれた。しかもロック。



ね、この悲しい事件も、当事者(私)が音楽聴いてなければ、人が近付いてるのを察知し、避けられたはずなんですよ。


ていうか、音楽聴いてなければ歌うこともなかった(そもそも論)。


てことで歩きながらいろいろするのはいろいろ危険なので気をつけましょう。


ちなみに、どうしても音楽を諦めたくない局面で道路を横断したり人混みを歩くことになったりした場合、最近ではイヤホンを片方外すことにしてるんですけど、これはこれで競馬中継聞きながら競馬見てるおじさん、あるいは野球中継聞きながら野球見てるおじさんぽくて、新たな弊害が生まれつつあります。