悩み揺れる冬の心
二人の…いや二つの間で揺れています。
ブーツをね、買いたいと思ったんですよ。んで、お店をうろうろしてきましたら今日、候補が二つ、台頭してきた。その二つというかもはや私のなかで二人って呼びたいくらいなんだけど、もうね、選びきれない。
今までいいのがなかなか見つからず、予算の上限を引き上げたところ颯爽と台頭してきた二人(二つの靴)。ざっくり言って、南東のお店と北西のお店。微妙に遠くて比べづらい。笑
南東の彼(靴)は、初めて入る場所でした。でも、素敵なお家柄(店)であることは前から知っていました。彼(靴)の見た目は、なんていうか…クールでおしゃれ、でも上品で育ちの良さを感じさせる。憧れちゃう。でも、一緒にいても意外と疲れない…私たち、きっとうまく行くんじゃないかな?あなたもそう思わない?って感じ。
北西の彼(靴)は、たまに行くところなので、相性がいい家系(店)なのは知ってる。たぶん足型が合うんだな。彼(靴)の見た目は、優しくてかわいらしいなかにも大人っぽさがあり、そして同じく育ちの良さをも感じさせる。一緒にいても、疲れない。そしておそらく今後もずっと疲れないだろうなという落ち着きがあって、私たち、うまく行くよね。君もそう思うでしょ?って感じ。
このニュアンスの違いです。
これだけ書くと、後者じゃないかって思うかもですが、まずねーずっと探してたのは南東の彼のような雰囲気なんです。んで、北西の彼はともすれば既存メンバー(家にある靴)で代替可能なのでは?という懸念がある。ぜんっぜん違うんだけど、なんか雰囲気似ている既存メンバーがいるような気がする。ぜんっぜん違うんだけどね。
あと、姑(店員さん)の問題がある。
南東の姑(店員さん)は、一見怖いかな?と思ったけど、話しているうちにふと見せるニコッという笑顔が優しくて、癒された。無理に息子(靴)をごり押しはしてこないけど、適度にアドバイスしてくる感じでお義母さん(店員さん)好感度大です!って感じ。でも基本、彼(靴)と一緒でスタンスがクール。
北西の姑(店員さん)は、一見優しいかな?と思ったけど、おばさんゆえに急に怖い。笑
あなたがどうなりたいかによって私が勧める息子(靴)も変わってくるからね?で、どうなの?どうなの?と、暗にプレッシャーを与えてくる系だったので、大した指針を持たない私は焦った。
姑(店員さん)は結局姑(店員さん)で、一緒に暮らすわけじゃないし大切なのはやっぱり彼(靴)自身!!ということはわかっているのだけども。
悩みすぎてその場で結論出せなかったので、今日はそのまま帰宅しました。
でもネットで彼ら(靴)の写真を検索していろんな角度から見まくっているっていう。
あと、ほかの女性と一緒にいるところ(モデルが履いてるところ)も見まくっているっていう。これだけ書くと変な人みたいですけど消費者の健全な姿ですよ。
でもほかの女性はほかの女性なわけで、私と一緒にいたらまた見せる顔が違うからね。見せる顔っていうか、やっぱり女性側の足の長さとか太さとか違うからさ。おのずとあらゆる見え方が変わってきますよね。笑
んー悩む!!
長々書きましたけど、二つのブーツの間でどちらを購入するかすごく悩んでいるっていう、それだけの記事ですよ!
君の名は
映画レビュー!『ミュージアム』観てきました
フェイスカバーによる無力感
突然ですがタイトルのとおりで、フェイスカバーをかぶることによる無力感が、すごい。
フェイスカバーって、あれね。かぶりものの服を試着するときに頭にかぶるあれ。不織布っていうの?白くて、うっすらカバー越しに向こうが見えるけどあんまり見えないみたいなやつ。
あれをさー、試着するときかぶらなきゃいけない。
でもですよ。自分の服は汚してもいいからそのまま脱ぐことにしたとして、そのあと私はフェイスカバーをかぶってから服を試着するんだけど、この順番合ってます?
そしてこの順番だと、フェイスカバーによって視界不良のなか、初めてその服に袖を通さなきゃいけないわけですけど、めっちゃ苦戦するの私だけですかね?
前後が分からなくなるし下手すると頭通すところも分からない。
頭を通してる間中、頼むからどこも引っかからずスッと着れてくれと思ってる。
頼むから、ビンッとかギッとか引っかかるのやめて。これ、借り物だから。ね。
腕を通してからフェイスカバーかぶったほうが効率いいのかな?とも思うけど、腕を通してる時点でちょっとほっぺとか口に服触っちゃいそうだし、なんかそれはそれで怖いのですがどっちが正解なんだ・・・それとも私の予想だにしないスタンダードが存在するの?どうなの?
そして頭に布をかぶりながらこわごわ服をかぶってる自分の姿を想像すると、ほんと情けないんですよね。上半身脱いでんのに顔を布で覆ってるってもう半分変態じゃないかって思う。隠すところ間違ってる。そのうえ恐る恐るの動き。もう、誰にも見せられない、というかほんと個室という前提でのツールだよね、フェイスカバー。
さらには、やっと着れたと思ってそのフェイスカバーを取ると九割がた髪がもっさりしてるうえ静電気まで発生してる。もうどこまで私をダサくさせれば気が済むのかと。笑
そんなわけで、あれを被ると、我、無力なり。って感じになる。
そもそもティッシュ箱の変形バージョンみたいなあのフェイスカバーの箱から、一枚取ることすら私にはままならない(不器用)。絶対モリッて数枚一緒に出る。で、焦って戻すけど、絶対綺麗に入っていかない。顔に触れるものだからあんまり触っても悪いけど、モシャッてはみ出てるのも次の人に申し訳ない。どこまで頑張るかすごい葛藤するけど、結局綺麗に入らない。笑
そして使用済みのフェイスカバーを捨てる場所は、ほとんどの場合ないのよね。たぶん試着室にゴミ箱置くと関係ないゴミまで捨てられるから、ってことなんだろうけど、毎回店員さんに使用済みフェイスカバーをお渡しするのも忍びないでござる。
店員さんがいかがですか〜って聞くタイプのお店ならいいけど、放置プレイのお店だと、スス…と店員さんに近付いて、「あの…あの…」とカオナシ風に渡すしかないっていう。もちろん千尋と違って店員さんは笑顔で受け取ってくれるけども、あの気まずさはなんなんだ。特に買わないとき。要は、ゴミ箱欲しい。笑
こんな感じで毎回試着室のなか(と外)ではドラマ、ていうか、ショートコント「試着室」。みたいな感じなんですけど、みんな淡々と試着してるんですかねー。私も淡々と試着してる人に見えてるのかなー(そうであれ)。
てことで試着室は得意じゃないんですが、試着しないと服は買えないので、フェイスカバーとは長い付き合いになることでしょう。頑張ります。
ところで、メンズの試着室にはフェイスカバーってないのかしら??
確率の問題
料理をするとき、割と毎回思い浮かぶ数学の問題。
「先端が赤色の棒2本と先端が緑色の棒2本の、計4本の棒のうち、無作為に2本を取り出したとき、その2本の棒が同じ色である確率はいくらか。」
すべての取り出し方の場合は 4C2=6通り でしょ、
んで、同じ色の場合は 赤色と緑色の2通り でしょ、
ということは、問題の確率は、 2/6=1/3。(…だよね?笑)
ということなんですけども。現実は全然そうじゃない。なんのことかというと。
うちに菜箸が2組あってですね、同じ種類で色違いなんですよ。持ち手が赤と緑。
で、持ち手を下にして立てて収納しているので、料理してて使うときにパッと2本てきとうに取るわけなんですけど、、
もうね、ぜんっぜん、ぜんっぜん揃わない。笑
3分の2どころじゃない。10回中8回以上の感じで揃わない。
3回中1回は揃っていい計算なのに!!なぜ。
ていうことです。
まぁ原因はなんとなくわかってて、結局仕様は同じなので、色違いが出てもそのまま使っちゃうんですよね私の場合。
そうすると、
一緒に使う→一緒に洗う→一緒に乾く→一緒にしまう=隣り合って収納される→同時に手に取りやすい→また一緒に使われる
の繰り返しなんですね、きっと。
確率の問題だと、棒じゃなくて袋に入った白玉と赤玉がメジャーでしたけど、そして時に問題文に「よく混ぜて」とかいうしらじらしい文言まで入っていたけども、あれ必要なんだな。その袋の中には泡だて器とかフライ返しとか入ってないし、玉たちを邪魔するものは何もなくて公平性ハンパない。
だからね、現実を確率の問題に当てはめるのってけっこう難しいのかもって話ですよ。
んで、色違いの菜箸で料理しながら、腐れ縁という言葉の意味も同時に嚙み締めますね。腐れ縁ってきっとこういうことなんだわと思う。
まぁ要は毎日色違いの菜箸で料理しているという話ですね。そう考えると、同じ色の菜箸4本(2組)揃えればなにも考えることないんだなー今気づいたけど(遅い)!
うーん次回菜箸買い換えるとき、どう買うか迷う。
やっぱり確率の問題を楽しみたい気もする。。笑
日曜の夜なのでぼんやりした内容でした。それでは明日からまた頑張りましょう。
必殺クッキング
タイトルちょっと迷ったんだけどね。とりあえず最初に言いますと、誰もを虜にする美味しさとかそういうやつじゃないから。全然違うから。笑
昨日ね、夜ごはんをちゃんと作ろう!と思って。で、思いついて、あさりのおみそ汁と、最近立ち読みした時に載ってた、たたきごぼうの煮物的なものを作ろうかなーと思ってね。何の気なしに始めたんですが。
まずあさりの砂抜き。一人暮らし始めてからあさりなんてめったに買ったことがなかったので、ちょっと不安がありつつも、塩水作って上に新聞紙乗せて暗くして、うん確か実家でもこんな感じだったはず。さて、このうちに別の作業をとごぼうを洗う。
ごぼう。洗って皮こそいで切る。んで、叩く。んだけど、よく料理本だとめんぼうなどで叩くって書いてるけども、我が家にはめんぼうがない。逆にめんぼう以外で何で叩こうか。めんぼう、叩くのにちょうど良すぎて代役が思いつかず。笑
あー私ドラマーだったら良かったのに。と人生で初めて思った。でもよく考えたらスティックは細すぎるか。和太鼓くらいがちょうど良さそう。笑
瓶…だとめっちゃ潰しそうだし、うーん…ダメ元で、弱いだろうなーと思いつつ、がっしりした持ち手の泡立て器で試してみた。
が、まずそれ以前の問題が発生した。
このごぼうを叩く作業、罪悪感ハンパねぇ……
ぼ、撲殺ってこんな感じ…??という気分に。
しかも、泡立て器の持ち手だと案の定だけど弱くて、苦痛を長引かせてる感が否めない。
これじゃ…ダメだ。もっと強い凶器いや鈍器いや何か…硬くて程よい重みのある何か…ごぼうを一撃でいい感じにできる何か…
それを求めて部屋の中をウロウロする私。完全に不審者です。金田一少年の事件簿なら殺人鬼です。
そして最終的に見つけたのが携帯用の懐中電灯ね。リアル。笑
ごぼう達が逃げないように(動かないようにってことね)ビニール袋にまとめて上から懐中電灯を振り下ろす自分をね、ほんとうに鬼かと思った。一人、無言で何度も振り下ろす私…
料理してるだけでこんなにやるせない気持ちになるなんて。ただ私はたたきごぼうの味の染み感を試したかっただけなのに…!!頼むから逃げないで…っ!早く楽にしてあげるから…っ!!
そうこうしているあいだに、あさりの様子も気になる。だって、すごい静かだから。もっと、ピューっていうあれ、ないんか?
のぞいてみるも、やはり無反応。もともと砂ないやつかとも思ったけど、あの砂があったときのジャリ感を想像すると居ても立っても居られず、別の方法を試すことに。
こないだネットで見た、時短の50度洗い砂抜き。方法いくつかあるっぽいけど、とにかく50度のお湯に浸けてからこすると砂を出すらしい。
慣れない温度にさらすのなんだか申し訳ないと思いつつ、実行。
そしたら、すぐに貝を開いたあさりたち。しかしなんか思ってたのと違う。
なんか、ぐったりしてるっていうか…生きてはいるけど(たぶん)、全く元気がない。たぶん瀕死。口半開き。意識混濁。死屍累々の一歩手前。でも不純物っぽいのは出てる。
砂抜きに成功してると言っていいのか微妙な感じに…あの不純物、排出していることに本人たちも気付いていないのでは。とりあえずあさりに申し訳ないと思った。あと、ちょっとしたトラウマになりかけた。
ごぼうに引き続き、あさりも殺そうとしてるんだな私。。
次からちゃんと普通の砂抜きするね、ごめんあさり。
つーか結局砂はほとんどなかったので、元々砂抜き済みのあさりだったっぽい。あとお値引き品だったから元々元気でもなかったっぽい。笑
そんな感じで罪悪感を引きずりつつ夕食が完成したのだった。
ちなみに、久々に飲むあさりのおみそ汁は超美味しかったし、ごぼうの煮物に至ってはもうちょい叩いても良かったな、と思うくらいでした。
全部美味しかったです。
ということで、食材的な意味では殺さずに済んでいることを念のため申し添えます!!笑
散髪と管理職について
仕事がひと段落したので、さっそく念願の散髪に行きました。
今年頭に長さをボブくらいにし始めてから、どうも「髪切りに行く」より「散髪する」のほうがしっくり来るんですけどどうしたもんでしょうか。
今日はどうしましょう?っていう担当さんに、短くしたいんだけどどうですかねー、そのへんお任せで似合う感じでヨロ、収拾つけばいいんで。っていうざっくりした毎回の私のオーダー。それに担当さんは嫌な顔せず、「じゃあこのへんちょっと残して、こんだけ切ろっか?んで後ろはちょっと段つけていい?」とかテキパキ提案してくれる。
さて、それでは散髪。
でさー、鏡見てたら、「あれ?そういう打ち合わせだっけ?」ってくらい気持ち良く髪が切られてですね。
もともとそんなに長くなかったのに、バッサバッサ髪が落ちてですね。
でもチキンかつ担当さんを信用してる私は黙って鏡を見てたんですけどね。
余談ですけど「チキンかつ担当さんを」って「チキンかつ弁当さんを」って読めるね。余談終わり。
仕上がったら、まぁなんつーかほんと短かったですよね。でも似合ってなくはないんだ(たぶん)。変ではない(たぶん)。
ただ、思ったより短い。それだけです。
一応、こんな感じでこのへんまで切るね?とか最初に確認されて、オッケーオッケーって軽口で了承してるだけに、なんか申し訳なくてストップかけられなかったのよね。
仕事でさ、一回ちゃんと決裁取ってるのに、そのあと何かのタイミングで「これ、なんでこういうやり方したの?」みたいなことを上司に言われることありますよね。あれ、すごい腹立つし嫌なんですけど、あれ言う側もすごい勇気いるし必要なんだなーって思いましたね。
やっぱり確認って大切。一回承認してても、あれ?って思ったら、その都度止めて確認する勇気、管理職に必要ー。
私、管理職向いてないなって思いましたね。(そもそもなれないけど)
「このへんめっちゃいい感じになったよー」と言う担当さんに「家に帰って明日からもいい感じだといいんですけどちゃんとできるかなー」と言ったら、「大丈夫だと思うよ!乾かすとき気をつけさえすれば」と言うんだけど。
違うんだ、と言いたい。ていうか言った。
こいつら(私の毛髪)すごい外面いいんだもん。美容師さんにいじられるとめっちゃ従順で聞き分け良くて、その団体行動の素晴らしさに私も「君らやれば出来るんじゃん…!!」と心の底からそのポテンシャルを褒め称えるのに、翌日から彼らはどんどん急速にやる気を失って、いつものダメなやつらになってる。
まじ外面だけいい。え?いつもうちらこんなんだよねー?くらいの感じでスッとまとまる。
でもうちに帰るといつものやつらになる、この現象はなんと呼べば。
逆に言えばね、彼らのポテンシャルを生かしきれてない私にも問題があることは重々承知しているんです。
毛髪たちも「うちらだってさー、もっと上がしっかり指示してくれればちゃんとやるよねー?」みたいなこと言ってる可能性がある。「そーそー、うちらだけのせいにされても…って感じだよね」みたいな。
いやーほんと管理職って大変ですわ。って美容院でしみじみしてた。
あと、プロってすごい。
ていうかお仕事してる人みんなすごいよ…(壮大)
髪型はいろいろ言ったけど嫌じゃないし、すぐ髪伸びていつも通りになっちゃうからつかの間のショートヘアを満喫しようと思います( ´ ▽ ` )